平成19年2月17日

川崎医科大学公衆衛生学

角南重夫教授

退任記念祝賀会が催されました。



角南先生には,大変お世話になりました。

勿論,教務ならびに学生担当副学長をお努めの間には,私は衛生学の教室員として・・・そして,特に数年前よりカリキュラム変更に合わせて,衛生学・公衆衛生学・健康管理学・医用中毒学が種々のブロック講義を再構築して見学実習も含めた教育を行うにあたっては,角南先生の情熱に圧倒されました。
案内状

公衆衛生学教室

所属長の変遷



ホテルグランヴィア岡山・サファイアの間で行われました。




角南先生がご退任になられることは,とっても残念です。加えて,角南先生のような現状把握とその対策に関して,客観的な評価が出来,その上で私見に捕らわれない改革案を提示できるような人材が,大學から失われてしまうことは,悔しさに近い想いを抱いてしまいます。

とはいえ,晴れてご退任を迎えられる角南先生に,まだまだ,居続けて頂きたいと無理を申す訳にも行きません。残されている我々は,角南先生の精神を受け継いで,精一杯努力しなければならないと想います。

感謝とお祝いの気持ちを込めて・・また,時々は,それでも萎えがちになる僕らの気持ちを激励に,実験室に寄ってください。

長い間,お疲れ様でした。ありがとうございました。

そして,ご退任,おめでとうございます。


******** 2007.3.12. 記念のCDと写真を頂戴しました。ありがとうございました。 *********





以下に,祝賀会の様子を紹介します。写真をクリックしてみてください。
角南先生とご一緒に

角南先生のご挨拶

開会など祝辞の様子

花束・記念品授与

皆で歓談

宴の前に,そして宴の後に




角南先生のご退任を・・・やはり残念に想い,それでもお祝いを,ということですし,そのような想いを込めて,詩作してみました。

優しい雨の夜に           

             ---平成19217---

 

 

いつになく穏やかな冬には

似つかわしくない惜別ならば

それは

「御退任おめでとうございます」

 

幾多の季節の巡りを繰り返す

時の長さがあればこそ

培われた想いの重量と質感を

私たちはしっかりと授受しなければならない

 

夜となく昼となく

襲ったであろう

それは,苦悩,逡巡あるいは諦念

それらすべてを捕捉するべく

私たちは

致し方なく数を揃える

 

その堅実な足取りには

着実な未来が見える

その冷静な視線には

孤高を極める精神が宿る

 

そして

それでも私たちは

時代の区切りを憂愁で彩る

 

ありがとうございました。

 

さらに重ねて

御退任おめでとうございます